十和田湖冬物語2001 2月18日午後8時 イベント最終日 冬の花火 |
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多重露出ができないデジカメ画像を、延々とご覧いただくのはワケがあります。それは冬の寒さ、暗さと、冬ゆえの儚さを感じて戴きたいから。 | |
花火が上がっているのはイベント会場であり、大勢の来場客もいるのに、何故かシーンと静まりかえっているような気がしてならない。 | |
ワァッー、と歓声が上がる。 | |
大きな花火が上がり、冬の宮殿にも青いライトがあてられた。 | |
冴え渡った冬の夜空に、花火が鮮やかに映える。 | |
一瞬、冬であることを忘れさせるほどの光に包まれた。 | |
その光が、徐々にしぼんでいくのだ。冬の闇に光が飲み込まれていく。 | |
花火が大きければ大きいほど、美しければ美しいほど、消えた後の闇を深く感じるものなのだ。 『 距離が人を近付け 寒さが心を温める 』 どこかのキャッチコピーだったと思いますが、まさしくそんな世界が現れたのです。 |