子供達は目を輝かせ「あッ、馬だぁーッ!」と駆け寄ってくる。馬の首を撫でさせたり、怖がらない子は馬の背に乗せてあげる。記念撮影した子は得意満面。

 が、ここで注意点を紹介します。
馬はとても臆病な動物ですから、どんなに調教が行き届いていたとしても後ろから近づくことは危険です。驚いた馬に蹴飛ばされる危険があるのです。しかし、人間の心理として、怖いものに近づく時は後ろから近づこうとしてしまいます。人通りが多いところで、一番気を遣うのが、馬の後ろから近づいてくる人なんです。馬に近づく時は、ちゃんと馬に見える位置から近づいてあげましょう。

 さて、十和田乗馬倶楽部の馬たちはとても調教が行き届いています。ですから、滅多なことで驚いて暴れたりはしません。乗り手が怖がってさえいなければ、引き綱も要らない程です。その為にも、後方の赤い帽子の龍也君が安全確保に目を光らせています。ホントに、ご苦労様です。