もののふの 八十少女(やそをとめ)らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花 −万葉集 大伴家持−
ここは湯の島の南斜面。4月5日にこれだけ咲いているということは、1日には咲き始めていたのだろう。堅香子は北または西斜面に咲くといわれるらしいが、ここでは南斜面でも勢いよく群生する。
咲き始めだからそんなにも大きくはないが、この島の堅香子はユリと見紛うばかりに大きくなる。大柄な八十少女らなんである(^-^;) 右側の白い花はエゾエンゴサク。