2004.10.19 奥入瀬渓流ブナの木陰の音楽会 オーボエの斎藤さん、フルートの葛西さんによるデュエットが行われました。奥入瀬渓流の紅葉には、まだちょっと早いのですが、秋の森の中で聴く音楽は格別なものでした。この日は寒くはなかったのですが、これから奥入瀬渓流の紅葉が始まるようになれば、演奏そのものが厳しくなります。野外の音楽会というのは、制約が多く難しいものです。 |
奥入瀬渓流の演奏が終わって、今度は湖畔に移動して撮影だけをお願いしました。奥入瀬渓流ではブナの樹などが反響板の役目を果たしてくれるのですが、湖には反響するものがありません。と思いきや、湖自体が反響板の役目を果たしてくれたのです。もちろん、風の強い日などは無理でしょうけれど、ご覧のように湖が凪いだ日には、湖というステージが面白い効果を出してくれることがわかりました。 それにしても、斎藤さんと葛西さんの演奏はピタリと呼吸が合っています。奥入瀬渓流で聴かれたお客様の中には「ジブリの森だね」という感想をいただきました。 |