10月1日 睡蓮沼の西側の紅葉

 この日、久し振りの好天になった。朝早く睡蓮沼に出かけ急いで周囲の撮影を済まし、田茂萢岳から赤倉岳、井戸岳、大岳とおなじみの縦走コースにした。が、結局、紅葉していたのは山頂付近ではなくて、この睡蓮沼付近だけだった。山頂から紅葉が始まるとばかり思い込んでいたが、必ずしもそうではなかった。何故なんだろう。

 さて、この画像はポジフィルムで撮影したもので、ルーペで見ると中央の折れたアオモリトドマツの背後の紅葉にジャストピント。レンズはSonnar T* 140mm F2.8。開放F2.8 1/90秒 +0.7AV。ピントの合っているところとボケているところがくっきりと分かれ、まるで『飛び出す絵本』だと歓んでみたものの、フィルムスキャナーで取り込んでみたら、全然、立体感が伝わってこない(-_-;)

フィルムスキャナーの性能なのか、或いはモニターの性能なのか。いずれにしても、このあたりが不満なく再現できるのもそんなに遠い将来ではない、と思う。インターネット人口の爆発的な増加は、こうした技術改善を限りなく促進する。...旬の十和田湖へようこそ! って、相変わらず回りくどいんである(^^ゞ