今年、十和田湖では下記のようなオプショナルをご用意しています。料金は税別表示になっています。6月1日に実施した様子はこちらのページです。 | ||||||||||||||||
■ブナの木陰の音楽会 (無料) 上記画像にマウスを載せて、クリックして戴くと大きな画像を表示します。 普段、何気なく見ている空間に、音楽という人間の創作活動を加えてみると、全く別な景観が現れます。空間の在り方に変化が生じるのです。日本では屋外での演奏はあまりなされていないようですが、ドレスデンフィルハーモニーのクレメンス・クリーガーさんによれば、欧州ではごく当たり前のように湖畔にて演奏されているとのこと。考えてみれば、これは当たり前のことでしょう。これらの画像を見てイメージすることもできますが、実に気持ちのよいコンサートなのです。こんなにも気持ちのよいコンサートを経験しない手はありません。ということで、是非、ブナの木陰の音楽会においでください。5月12日から10月20日までの毎土曜日(但し、9月1日国境祭りを除く)14時から1時間程度(於:湖畔太陽広場 休屋周辺マップ )で無料にて開催。
昨年、試験的に遊覧船上にて音楽会を開催してみました。この他に、和船上でも音楽会も随時開催したいと思います。詳細については、その都度、ウェブページに掲載する予定ですが、お天気が良く、ギターやチェロの演奏家の場合、楽器の持ち運びが容易ですので、ブナの木陰の音楽会の前後に湖上音楽会を開催する可能性が高いでしょう、たぶん。運の良いお客様は乗船できますが、その場合、乗船料@2,500と有料となります。
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■憧れの、野外騎乗 (料金表は下記)
上記画像にマウスを載せて、クリックして戴くと大きな画像を表示します。 十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田山と絶好のロケーションで野外騎乗。それには駈歩(かけあし)ができる程度の乗馬技術が求められますが、このハードルを越えられるならば、それはそれは夢みたいな経験ができます。まったくの乗馬初心者の方でも、宇樽部では野外騎乗の醍醐味を味わうことができます。というのも、この馬たちはサラブレットではない昔ながらの南部駒系の気質が穏やかな馬たちなのです。加えて、花火大会のような大きな音が出る所でも動じない調教を受けています。また、先頭の馬に従って歩くよう訓練がなされていますので、いわば、自動運転のようなものなのです。ですから、乗り手が怖がらなければ馬任せで問題はありません。まるで馬を操っているような気分に浸ることができます。 数年前になりますが、二度目の乗馬に来られた方が「夢にまで見ました!」と仰った時には、忘れられないご感想を賜って私もとても幸せな気持になりました。
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■満月と星空を楽しむ、湖上の宴 (乗船料等がかかります)
満月の夜には湖に船を浮かべて遊ぶ−こんな遊びを古(いにしえ)の人たちは、ごく当たり前のことのように楽しんでいたことでしょう。事実、中村不折が十和田湖にお出でになった時、御倉半島をバックに舟遊びをした墨絵が残っています。画像では見づらいのですが、画面中央右に満月、右下の文字の中にも「月光」とあります。 また、和船にて篝火でも焚いたなら、そしてこれは私の夢ですが東儀秀樹さんの演奏でも聴けたなら、そりゃ、もう最高でございます。月の会の志賀さん は、今年6月1日に湖上観月会を予定してくださっています。さすがに拡大画像ではブレが気になりますが、小さな画像ではブレが解らないぐらい波がなかったのです。この日は、波がないことと、おそらくは空気の層との関係と思われますが、数キロ先の人の声が聞こえてきました。湖面と空気層で音が反射を繰り返したのではないかと思いますが、実に不思議な体験でした。という具合に、満月の湖上は別世界、正しくオルタナティブ。が、やってみようと思えば簡単にできる世界でもあります。要は想像力と情熱ですね。私たちはお客様の想像力と情熱に応えたいと思っています。
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■百年の桶風呂−月の桂− ご宿泊のお客様は無料、混浴−浴衣の貸し出し、45分間の貸切(1,000円)も承ります。
百年もの間、味噌桶として使用されてきた杉桶を露天風呂へと再生しました。当館は約6,000坪の敷地があり、その中庭に十和田の森と岩を眺める静寂な空間に設えました。振り向けば、十和田の森。湯煙は緑の香に染まり、静かに流れていきます。月を眺め、鳥の声に耳を澄ませ、冷たい風を感じる。温もりと十和田の大自然に浸るひととき−百年の桶風呂 月の桂。 東奥日報記事
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■アウトドアクッキング−お客様の料理のお手伝いをいたします (料金表は下記)
一般に旅館・ホテルのサービスは、館内で完結しがちです。しかし、ここは十和田湖。館内で完結してしまうというのは本末転倒と休屋 桂月亭は考えます。むしろ、十和田湖のロケーションをどう楽しんで戴くか、どのように豊かな時間を過ごして戴くかに意を注ぐべきと考えました。そのような模索を繰り返し、これらのオルタナティブ・ツーリズム・メニューにたどり着いたのです。お客様に十和田湖を満喫してもらいたい。であるならば、地元の人間の季節毎の楽しみをオープンにすべし、なのです。これらのメニューは、実は 多くの青森県民が秘かに楽しんできたものなのです。しかし、自分たちダケが楽しんでいてはお客様に申し訳ない。その楽しみをオープンにし、お客様と一緒に楽しむこと。それが これからの時代の−おもてなし−なのだと考えました。
が、新しいことをやるときには障害がつきもの。いろんな制約が現実にはあります。例えば、アウトドアクッキングでは休屋 桂月亭が調理主体になることはできません。アウトドアクッキングは、あくまでもお客様に調理して戴かねばなりません。私たちはそのお手伝いをするということなのです。でも、ご心配なく。当館スタッフが最初から最後までお手伝いをいたします。山菜にしても、その道のプロがご案内して安全な山菜の採り方や調理法をご案内いたします。或いは、東北の人々が自然とどう関わってきたのかをお伝えします。これは−マタギの心−として今も私たちが受け継いでいるもので、エコロジーの観点からもサスティナブル(持続可能な)・ツーリズムへと繋がっていくものなのです。美味しい!楽しい!ということは、そういう意味合いも含めて極めて理に適っていたのですね。ですから、私たちは遊び上手になる使命を帯びていると言えなくもないですね(※この他に、国立公園内では植物の採取や焚き火の禁止等、厳しい制約があります)。 なお、アウトドアクッキングは春から秋まで、季節を問わずお楽しみ戴けます。山菜は春が中心となりますが、夏や秋はダッチオーブンなどで地元産の農産物を調理しましょう。野菜ならば、野菜そのものが持つ水分だけでほっこりと茹で上がり、意外な甘みと香りに驚きます。桜肉の焼き肉などは、秘伝のタレと青唐辛子で召し上がれば病みつきになること請け合いです。加えて、眼下に十和田湖を眺めながら、添加物を加えていない十和田山葡萄ワインを戴く。季節毎に、何処でどんな風に遊べば楽しいのか、そこは私たちにお任せ下さい。絶好のロケーションと味わいをご用意いたしましょう。これこそが遊び心を鍛えねば、実現できない楽しみなのです。
アウトドアクッキング料金
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