T バリアフリー観光の現状

(3)青森県のバリアフリー観光の現状

 青森県旅館ホテル生活衛生同業組合がまとめた「観光産業フォローアップ事業報告書」(平成133月)によると、受け入れ態勢(対応設備)が未整備のためという理由で、障害者の受け入れを予約の段階で拒否している施設が45%もあった。 また、障害のある人を受け入れるにあたって、施設面、職員面とも配慮しない(できない)旅館ホテルが24.1%あった。職員面で配慮している比率(「施設面と職員で配慮」と「職員面で配慮」の計)が65%と3分の2近くを占め、施設面で配慮している比率(「施設面と職員で配慮」と「施設面で配慮」の計)が36%と低くなることは、施設面での対応の難しさを表している。

 

障害のある客の予約受付

 

障害のある客への配慮

 

(観光産業フォローアップ事業調査報告書/青森県旅館ホテル生活衛生同業組合/平成13年

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