冬を楽しむ
休屋 桂月亭では、雪が積もると中庭にかまくらを作ります。
新雪で雪灯籠を作り、蝋燭を入れます。

何とも幻想的な北国の世界が闇の中にぽっかりと現れます。
このかまくらの中で子供に返って遊んでみるのも一興。

吹雪の中、かまくらの中でお酒を飲んでみたいという方は
いらっしゃいませんか(^^;

なぜ、かまくらと雪灯籠を作ったのか
雪が降る季節がこんなにも美しいということをどうしたらわかってもらえるだろうか。 その美しさを感じてもらうには、もう、直接、雪まみれになってもらうしかないだろう。

では、どうしたら喜んで雪にまみれてもらえるのか。
そうだ!雪は寒い、冷たい、という認識を改めてもらおう。
蝋燭の明かりがゆらゆらと踊る様子なんかは、そんじょそこらでは体験できないはずだ。 蝋燭を雪で作った灯篭で囲む。うん、これなら簡単にできるし、奇麗だ!よし、これで行こ う!

この試みは見事なまでのご好評を頂きました。
しかし、好評過ぎたらしく、ねぶた祭りの後に浴衣姿で吹雪の中にお出でになります。
寒いですよ、と言っても聞き入れて下さいません(^_^;)
かまくらの中にお酒を置いてあるのですが、毎晩、空になってしまいます。