矢櫃岳より八甲田大岳
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遠く左手より、八甲田大岳、雲に隠れて井戸岳、小岳、右手へ高田大岳へと続き、手前に猿倉岳。

 藪漕ぎに疲れ、背負った荷物が成長しているのではないかと思われてくる。足場の悪いところに三脚を広げ、カメラを据え付け、倒れないことを確認してから、汗を拭くか水を飲むかの選択に迫られる。順序を確かめなければ次の動作に移れないのだ(^_^;) 私は汗を拭きながら水を飲むという選択をしたかったのだが、そんな贅沢が許されるほど足元は安定していないし、集中力も残っていない。

 こういう時こそ、ひとつ、ひとつ、確認して慎重に事を運ばねばならない。振り返って景色を確認することも大切なことだ。特に藪漕ぎは視界が利かないから、道に迷いやすい。とかなんとかいって、己のトロさを弁護して、漸くにして水を口に含む。 ッあぁー、水が美味いッ!